mp412という銃の構造とブレイクオープンの自動排莢システムの仕組みを教えてください。
ブレイクオープン時はシリンダーが吹っ飛んだりしないんですか?
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MP412 REXリボルバーはロシアのイジェメック社によって開発されたトップブレイクリボルバーです。
スチールフレームの周りをポリマーで覆っていますが、ポリマーとスチールは分割可能な構造です。
装填時と排莢時にはフレーム上部のノッチを左右から押さえるとロックが解除され、ブレイクオープンが可能です。
MP412は製品化されず試作品のみで終了したため、詳細な構造は不明ですが、MP412の自動排莢構造は、ヒンジ部分の回転運動を利用してスプリングを圧縮し、開いたところでスプリングが解放されエジェクターが飛び出す方法、または、単純に回転運動のみを利用してエジェクターを押し上げるといった、トップブレイクリボルバーでよく見られる一般的な構造を利用していると考えられます。
トップブレイクリボルバーのシリンダーが吹っ飛ぶことは通常ありません。
モデルによってシリンダーの取り外し方は様々で、シリンダーを逆回転させて外す方法や、フレームの解除用ロックを押すとシリンダーが外れるもの、ヒンジのネジを外すとシリンダーが抜けるものなどがあり、シリンダーの取り外しには何らかの操作が必要なのが一般的です。
ウェブリーMK VIの構造