銃を冷却するメカニズムは、どのようなものがあるのでしょうか?
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大きく分けて空冷と水冷があり、現代の銃器は空冷です。
水冷式はビッカースマシンガン、マキシムマシンガン、ブローニングM1917などで使用されました。
銃身がジャケットで覆われており、内部を水で満たして銃身を冷却します。
やがて銃身が加熱すると水が沸騰して水蒸気となり、水蒸気は接続された外部ホースを通って缶に入り、冷却されて水が溜まります。
射撃を停止し銃身の周囲の水温が下がるとジャケット内の気圧が下がり、缶の中を水を吸い込んでジャケット内に戻りますが、中にはクランクを使用して手動で水を送るモデルも存在します。
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