最近私が読み耽っている本、「The Ultimate Sniper」です。
この本が凄く面白い!
今までにスナイパー関連本は色々読んできたつもりですが、これまで出会ったスナイパー本の中でも最もコアな内容でした。電話帳サイズで、総ページ数は573ページ。定価は45ドル(五千円ぐらい?)となっています。
スナイパーの戦術を学べる本「ウルチメイト・スナイパー」の感想
元々、The Ultimate Sniperの初版は1993年に発行されたのですが、内容の大幅なアップデート(イラク戦に於ける情報を含めるなど)をされ、昨年再販されました。
中身は完全にミリポリ向けの実践的な内容となっています。
23のチャプターに分けられ、ライフルやスコープの扱い方や、狙撃のテクニック、移動やストーキングの方法など、実戦で必要な情報が細かく触れられています。
勿論文章は英語ですが、写真や図と文章のバランスも良く、上手く編集されているので読みやすい本だと思います。初心者には難しい内容かもしれませんが、スナイパーについて勉強されている方には是非オススメします。
著者のJohon L. Plasterはベトナム戦争時代の特殊部隊(MACV-SOG)出身で、軍のスナイパー・スクールで教官を務めていた人物。ページの最後にある経歴を読むと輝かしいばかりで、様々な功績を残しています。退任後はストックの開発や、ディカバリー・チャンネルやヒストリー・チャンネルなどで活躍しているそうです。
ファルージャにて、父から貰ったACOGスコープが被弾し命が助かったという一枚。
うーん、ACOGは勿体ないですが、命には換えられませんね。Lucky Bastard !!