HB-PLAZA 入門者にやさしい銃器の話 › フォーラム › 実銃掲示板(過去ログ) › NRAの有名な発言の大元は?
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2019年7月18日 9:48 PM #71155みがもゲスト
あまり愉快な話題でなくて本当に恐縮なのですが…アメリカのNRAと言えば「銃が人を殺すのではない」「銃があれば命が助かった」という発言ばかり引用されて揶揄されますが、この発言の大元はどこなのでしょうか。元の発言からかなり誇張されていると聞いたことがありますし、そもそもその発言自体も事情や文脈によっては必ずしも過激と判断できないと思うのです。ただ、批判のネタとして頻繁に使われている割には出所や経緯がわからず、なんとなく怪しく感じてしまうのですが…
2019年7月18日 11:22 PM #71156ポルキーマスター>「銃が人を殺すのではない」
「銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ ”guns don’t kill people, people kill people”」
このフレーズを最初に言い出した人物が誰なのかは諸説あり不明ですが、元となるフレーズは戦前から使われており、時代と共に同じ趣旨のまま言い方を変えて使われてきた歴史があります。
このフレーズ自体は、ローマ帝国の政治家だったセネカの言葉で、「剣は殺人者になりえない、それは殺人者の手にある道具である ”A sword is never a killer, it’s a tool in the killer’s hands.”」というフレーズを現代風に言い換えたものという説があります。
>「銃があれば命が助かった」
これは2015年のチャールストン教会での銃撃事件についてNRAのチャールズ・コットンがネット掲示板に書き込んだ発言が元になっています。
「そして彼はコンシールドキャリーに反対票を投じた。もし彼が教会で亡くなった8人にハンドガンの携帯を許可していれば彼らは生きていたかもしれない。彼の政治的ポジションのせいで無実の人々が亡くなった。」
“And he voted against concealed-carry. Eight of his church members who might be alive if he had expressly allowed members to carry handguns in church are dead. Innocent people died because of his position on a political issue.”ここで言う「彼」とは、民主党のピンクニー・サウスカロライナ州議員で、この教会の銃撃事件で殺害された被害者の一人です。
ただ、「銃があれば助かった」という趣旨の発言は、様々な人々が使ったありふれたフレーズでもあります。
2019年7月20日 7:41 PM #71206みがもゲスト特定の人物の発言というよりも、昔から使われている言い回しなんですね。シンプルで分かりやすく、確信を突いているって事なのかもしれませんね。ただ、曲解されたり尾鰭が沢山付いたりして本質を見失っているケースをよく見かけるのは残念ですが…
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