射撃スタイルには個人差があり、「こう撃たなければならない」といった法則はありません。
良い結果が出せる射撃スタイルがその射手にとっての正解です。
肘を曲げる、肘を伸ばしきる、サポートハンド側だけ肘を曲げるなど、射手によって好みは様々で、これは射撃のプロの世界でも同様です。
私が記事で紹介している射撃法は万人に良い結果を出しやすい射撃法の一例ですので、人によっては他の方法の方が良い結果を出せる場合もあります。
肘を曲げるのは反動の処理が目的のため、反動の処理に問題がなければ肘をロックさせても構いません。
スナブノーズドリボルバーで.38SPL+Pを射撃する場合も、肘を曲げる方が良い場合もあれば、肘を伸ばしてロックさせた方が結果が良い場合もあります。
肘をロックさせることでマズルジャンプが大きくなり次弾発射までの時間が遅れる場合がある一方、肘がロックされているおかげで射撃サイクルに一貫性が保たれ、精度を維持しながら速射しやすい場合もあります。
身長、体重、スキル、経験量、使用銃の違いなどは最適な射撃方法を決める要素になりますが、かといって「このスキルにはこの射撃法」というものでもありません。
これはケースバイケースです。
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