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H&K USPとSIG P226、ベレッタ92FS、グロック17を比較した際の性能差

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  • このトピックには2件の返信、2人の参加者があり、最後にゆうたにより4年、 9ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #70640
    ゆうた
    ゲスト

    いつもお世話になっております。
    今回もよろしくお願いします。
    実は最近USPのトイガンをよく撃っているのですが(キックが強くて楽しいのです)、これらのライバル達、特にSIG P226やベレッタ92FS、グロック17と比較した際の性能差はどのくらいなのか気になってきました。
    私の予想としては命中精度ではベレッタ92FSに及ばず、頑強さではSIG P226に及ばず、グロック17には装弾数以外は勝っているんじゃないかな?というものなのですが…。
    実際のところどうなのでしょうか?
    ちなみにトーチャーテストでは

    (45口径の物ですが)
    かなり優秀な成績のようです。
    よろしくお願いします。

    #70642
    ポルポル
    キーマスター

    どのピストルも軍や警察の要求条件をクリアして採用された優秀なピストルであることには変わりなく、命中精度、耐久性、メンテナンス性といった実用性はどれも申し分ありません。

    ただ人によって実射の印象がことなるため、これが決定的に優れるといった誰もが納得する順位付けは難しいと思われます。

    そこで私の実射経験を元にした「個人的感想」という意味で総合的な性能差を順位付けしてみたいと思います。

    【1位】ベレッタ92FS
    9mmとしてはサイズが大きい、慣れないとスライド操作時にセイフティがオンになりやすい・・・といった問題はありますが、ジャムの少ない信頼性、命中精度、重量バランス、撃ち易さ、メンテナンス性などを総合的に判断して高く評価できます。
    オープントップなので薬室確認が容易ですし、定期的なスプリング交換さえ行っていれば殆どジャムがなく、弾頭重量や弾頭形状が変わっても問題ない確実な作動性能が魅力です。
    コンシールドキャリーには向きませんが、サービスピストルとして非常に優秀です。

    【2位】グロック17
    コストパフォーマンスに優れるピストルで、かなりハイグリップが可能なデザインが高く評価できます。
    速射性能が高く、短時間に大量の弾をターゲットに撃ち込める性能はベレッタ92FSより優れています。
    気になる点があるとすれば、軽量フレームが影響して甘いグリップで射撃すると相対的にジャムを起こしやすいリスクがあります。
    通常の使用では殆ど問題ありませんが、負傷して握力がだせない状況など、特殊な状況で若干の不安があります。

    【3位】SIG P226
    最近は質が下がったと悪評されていますが、撃ち易く命中精度も高いピストルです。
    実射性能は申し分ありませんが、個人的にグリップ形状に不満があります。
    デコッキングレバーが邪魔なので、これを廃止してスマートなグリップにして欲しいと感じるのは私だけでしょうか。

    【4位】H&K USP
    良いピストルであることは間違いないものの、USPファンの方には申し訳ないのですが、総合的に他の3丁に劣ると感じます。
    サイズが大きくてどちらかといえばバルキーで、スライドのセレーション幅が広いためガンオイルが付着すると滑りやすく引きにくいのが難点ですが、二重リコイルスプリングのおかげで反動はソフトです。
    速射時の命中率は他の3丁より劣ると感じますが、ゆっくり1発ずつ発射した場合はかなり高い命中精度を実感できます。
    スライドストップが大きく操作しやすい反面、グリップ中に無意識に押し下げやすいため全弾発射後のホールドオープンに失敗するリスクがあります。
    また、汎用性のないアクセサリーレイルのためレイルアダプターを使用しない限りウェポンライトなどの選択肢が限られるのはマイナスポイントです。
    パドルマガジンリリースは一癖ありますが、慣れると非常に扱いやすいデザインだと思います。
    高価でコストパフォーマンスが良いとはいえませんが、コレクションしたくなるルックスの良さが魅力ですし、私もエヴァンゲリオンを見てタナカのH&K P8ガスブローバックを購入したぐらいなので、実銃の性能云々は度外視して個人的にお気に入りのピストルです。

    #70646
    ゆうた
    ゲスト

    ポルさん、難しい質問に回答ありがとうございました。
    やはり1位はベレッタ92FSですか。
    私も順位付けするなら1位はベレッタ92FSですね。
    命中精度の高さ、クリーンな状態であればほぼ100%ジャムらないという見かけに反した堅実さを私は評価してます。
    国内雑誌のムック本であまり実射経験がない方が92FS、P226、G17を撃ち比べた結果、92FSが一番よく当たったという記事もありました。
    2位以降は予想外でした。
    2位にP226が来るのかなと思っていたのですが、G17なのですね。
    ハイグリップできて速射がしやすいという理由が大きいようですが、これは実銃射撃の体験を持たない私、実感としてほとんどありませんでした。
    有利な点があるとしたら軽量ということで今回挙げた4挺の中では最下位と予想していました…。
    3位のP226ですが、グリップ形状はともかく、SIGのモデルにはデコッキングレバーがないと寂しいと思ってしまうのは私だけでしょうか?
    P320などはデコッキングレバーがないので、のっぺらぼうな感じがして個人的には好きになれません。
    (トイガン出たら買うと思いますけど)
    最下位にUSP、残念ですがこれが現実なんですね。
    しかし、パドルマガジンリリース!これが個人的にはすごく使いやすいんですよ。
    なぜワルサーPPQではこれを廃してボタン式に変更したのかわからないほど便利だと思います。
    ただ、冒頭に書かれた
    >どのピストルも軍や警察の要求条件をクリアして採用された優秀なピストルであることには変わりなく、命中精度、耐久性、メンテナンス性といった実用性はどれも申し分ありません。
    ということでこれら4挺は安心して使える優秀なピストルだと考えて使用していきたい(トイガンですが)と思います。

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