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CROMの対物ライフルについて

  • このトピックには1件の返信、1人の参加者があり、最後にポルポルにより1年、 3ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #100103
    名無しのガンヲタ兼ミリヲタ見習い
    ゲスト


    過去にCROM社が50BMG及びバレットM82のマガジンを運用可能な自動式狙撃銃が紹介しており、
    初めて見た当時は「なんて軽そうなんだろう、これがバレットM82の後継火器になったりしないかな」と考えていましたが
    バレットM82が未だに現役であるのを見ると、AR-15やSCARといった
    歩兵向けに一般的となっている自動小銃の機関部で50BMGを運用するのはまだまだ難しいのでしょうか?

    #100108
    ポルポル
    キーマスター

    AR15のプラットフォームで.50BMGを発射可能なライフルを軍が要求し、それが優先的な目標であればメーカーもその要求に応えることは技術的に可能ですが、現実はそうではありません。

    ですが、作動の信頼性、耐久性、メンテナンス性、速射性、命中精度、コスト、メーカーの生産能力など、諸々の問題をクリアし軍の要求を満たす内容であればAR15系の.50BMGライフルが採用される可能性はあると思われます。

    バレットが優秀な.50BMGライフルである理由の1つに作動方式にショートリコイルを採用している点があります。
    ショートリコイルは反動を軽減する効果があり、これにより複数のターゲットに対応する場合など連続射撃が容易になります。

    AR15のように固定銃身で.50BMGを発射する場合、命中精度向上には良い効果があるものの、反動が大きくなるという問題があります。
    .50BMGで固定銃身を採用するサーブBFG-50Aでは、この問題を解決するためにマズルブレーキと油圧ダンパーによって反動を軽減していますが、このシステムはショートリコイルのライフルでも利用可能です。

    理想的なライフルは反動と重量が軽いことですが、銃は重量が軽くなれば反動が強くなるため、ある意味矛盾します。
    その意味でもバレットや中国のQBU-10のように、ショートリコイルやマズルブレーキを組み合わせるのはセミオートの大口径ライフルにおいて大きなアドバンテージになります。

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