>結論から言うと本当に真上に撃ったなら痛ぇなくらいで済むはずです。
弾頭の重さや形状によって異なります。
小さな弾であれば打撲で済むかもしれませんが、9mmのサイズでは終端速度が人間の皮膚を貫通する200fps(約61m/s)を超えます。
確かに、重さ7.5gの鉛が時速210kmで命中して流血しても「痛ぇな」となるかもしれませんが・・・。
>上空で速度がゼロになって空気抵抗を受けつつ自然落下します。問題は本当に真上に撃つのは難しく、弾の軌道が放物線を描いてしまう場合です。この場合打ち出したエネルギーに、落下エネルギーが加わるので、弾の殺傷能力はなくならないと思います。
ご指摘の通りです。
空気抵抗と重力、慣性の均衡が取れていない状態では殺傷力を持つだけの十分な弾速があります。
>重さについてはガリレオガリレイのピサの斜塔の実験より、落下速度に影響しません。
空気抵抗を無視すればその通りですが、弾頭は球体ではなく、横転したり後ろ向きに落下するなど状態によって落下速度(終端速度)が異なります。
>スカイダイビングで失敗し、水面に激突すると死にますが、停まった車に走り寄ってタックルしても痛いくらいで済むのもこの理屈です。
例えの意味がよく理解できませんが、速度が速いほどダメージが大きくなるということでしたらその通りです。
ただ、空気抵抗や硬さ(変形し難さ)の他、重さや衝突面の面積の大きさもダメージの大きさに影響する要素になります。
ゴルフボールとピンポン玉が同じ速度で命中したとき、どちらがダメージが大きいかをイメージすると分かりやすいかもしれません。