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餃子の王将社長射殺事件

  • このトピックには1件の返信、2人の参加者があり、最後にポルポルにより8年、 3ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #30499
    tyokkomon
    ゲスト

    2013年12月19日朝発生した餃子の王将大東社長射殺事件。発生から2年を経た最近になって容疑者特定の報が流れ、ネットで情報を集めたところ気になるレポートが目に付きました。
    この事件は銃器犯罪ゆえ発生当初よりプロの犯行説が喧伝され、一方で殺傷力と信頼性に乏しい.25自動拳銃が凶器に使用されたことから銃器に通暁した人物の犯行ではないとの観測もあり、なおかつその条件下で殺害目的を果たしている点からはむしろ銃器の扱いに長じた人物像がささやかれるなど、銃器に興味を持つ立場からも注目を集めていると思います。

    さて、件のレポート
    https://gendai.ismedia.jp/articles/-/41475
    は、使用された.25(おそらく.25ACP)の弾頭が特殊加工され 「鑑識捜査の結果、弾丸が“すぐ死なないように細工”されていたことが判明・・・」 した、というもの。すぐ絶命せず死の苦しみが長引く事を目論んだ、というのです。レポート本体は後段で女性暗殺者説を紹介するなど今日の報道からすると眉唾物の可能性が高いのですが、この「すぐ死なないように細工」されていたという情報は警察の鑑識からのもののように記されています。実際にそういった加工が可能となる可能性はあるのでしょうか。ハローポイントやソフトポイントはオートマチックとしては禁忌ですし、レーガン大統領事件のような破裂弾頭はこの逆の効果となりそうで、全く想像がつきません。この点も含めレポート全体が噴飯ものと考えた方が良いのかも知れませんが、もし何かお気づきの事があればぜひご教授下さい。

    なお、現代アメリカ及び銃器が入手可能な国での.25口径自動拳銃の実情は如何なものなのでしょう。隠匿性の高い新型拳銃の登場や、女性の護身用でももっと大口径拳銃が好まれているような情報があり、.25の新モデルのレポート等もブローニングベイビー復刻版ぐらいで最近目にしたことがありません。すでに過去のものとなっている?のではないか、などと思っております。
    この事件の凶器は今に至るまで特定されていない様子で、ライフルマークなどの物証が無い拳銃だった様子です。戦前に日本国内で流通したコルトやブローニングが今まで隠匿されていて使用されたのではないかとの説も伺ったことがあります。

    #30542
    ポルポル
    キーマスター

    興味深い情報をありがとうございます。
    マスコミは当初から「プロの犯行」と推測していましたが、犯人の行動のどの点が「プロ」なのか私には理解できません。至近距離で急所に.25ACPを命中させるのはプロでなくてもできますし、たまたま命中しただけかもしれませんし、何を根拠にしているのかさっぱりです。寧ろ犯人の行動は非合理的で、私には素人の犯行に見えます。

    「すぐ死なないように細工」というのは、普通は逆なのに珍しいですね。殺傷力を抑えたいのであれば、着弾後の弾頭の変形を抑えるためにテフロンなどでコーティング、鉛より比重の軽い鉄などの金属を弾頭に使用、弾頭底部に穴を開けて軽量化させる・・・などが考えられると思います。極端に弾を軽くすると圧力不足でジャム連発かもしれませんが、わざわざそんな加工をするのは意味不明です。

    アメリカでは.25ACPの弾薬シェアは1%未満レベルなので、大抵の人はもっと入手が楽で価格が安いポピュラーな弾薬(.22LRや.380ACP)を選択するのが一般的だと思います。.25ACPを購入するの人の殆どは、昔のコレクションを撃つためではないでしょうか。
    新品の.25ACPピストルは、トーラス、ヒメネスアームズ、フェニックスアームズ、NAAなどが今も販売中ですが、ニッチな市場なので大手メーカーは製品化しませんね。

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