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木製パーツ

  • このトピックには3件の返信、1人の参加者があり、最後にポルポルにより2年、 3ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #96200
    リナード
    ゲスト

    樹脂の成形加工技術が大幅に進歩した現代において、実用的な観点から木製の銃床や銃把を採用することはあるんでしょうか?

    #96203
    ポルポル
    キーマスター

    木材は温度や湿度の変化によって伸縮、割れ、歪みなどが生じやすいため、実用としては木製より耐久性の高いシンセティックストックが選択されるのが一般的です。

    木目の美しさなどの美術的価値を除けば、木製である必要はありません。

    木材資源が豊富なロシアでは安く入手しやすい木製ストックが多用されましたが、現在ではシンセティックストックの方がコストが安い傾向があります。

    #96205
    リナード
    ゲスト

    なるほど、やはりビジュアルの観点以外の要素で木製のパーツが採用されることはほぼないのですね。ありがとうございます。そこで一つ疑問なのですが、なぜSV-98は木製銃床を採用したのでしょうか?当時のロシアの技術力ならシンセティックストックでも問題なさそうに思えるのですが。

    #96208
    ポルポル
    キーマスター

    SV-98は射撃競技(CISM)用ライフルのレコードCISMライフルをベースに開発されおり、過酷な環境で使用されないライフルには木製ストックを使用しても殆ど問題ありません。

    また、SV-98はラミネートストックを使用しています。
    ラミネートストックはシンセティックストックと比較すると歪みなどの影響があるものの、通常の木製ストックより環境の変化に強く、頑丈で重いという特徴があります。
    重いライフルは移動時などで運用に支障をきたす場合もありますが、精密射撃ではライフルが安定するため状況次第では重いラミネートストックが利点になります。

    現在では軍や対テロ部隊にはシンセティックストックやアルミストックのSV-98が採用されていますが、輸出用など民間向けには木製ストックバージョンも製造されています。

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