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旧日本軍、銃の名前について

  • このトピックには3件の返信、1人の参加者があり、最後にポルポルにより1年、 3ヶ月前に更新されました。
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    投稿
  • #99941
    なぎ
    ゲスト

    三八式は「さんはちしき」呼びますが、なぜ三十年式は「さん”じゅうねん“しき」と命名されているのでしょうか

    他にも二十六年式や十四年式など「年」や「十」が入る理由が知りたいです

    #99950
    ポルポル
    キーマスター

    当時から軍において正式には三八式、四四式、九九式といったように「十」は入れない慣例です。

    十四年式から「十」を除いて「四式」と呼ぶと4年と14年を混同することになるので必然的に十四年式と呼ぶことになります。(三十年式も同様です)

    二十六年式も二六式と呼びますが、当時から「二十六年式」とも呼ばれていたため、「二六式」と「二十六年式」のどちらでも正解です。

    「年」については何年に完成に至ったかを示すため「年」が入ります。(制式採用年とは限りません)

    #99967
    なぎ
    ゲスト

    回答ありがとうございます。
    どちらでも会ってたんですね・・・

    十四年式を「いちよんしき」だとか「ひとよんしき」などと呼んでいたことはあったのでしょうか?

    #99972
    ポルポル
    キーマスター

    陸軍では「ひと、にー、さん、よん」、海軍では「ひと、ふた、さん、よん」と数えるのが原則のため、十四年式も「ひとよんねんしき」になります。
    ですが、実際に十四年式を「ひとよんねんしき」と呼称したかはわかりません。
    通達や設計図など現存する文書では「十四年式」となっています。

    「年」についてもう少し詳しく解説すると、年代によって呼称方法が異なり、帝国陸軍では名称が以下のようになります。

    明治5年~明治30年:「~年式」
    明治31年~明治45年:「~式」
    大正元年~:「~年式」
    昭和元年~:「~式」

    このことから、大正14年に仮制定された十四年式拳銃は「十四式」ではなく「十四年式」となります。

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