どれぐらいで熱くなるかはシリンダーの厚み、射撃間隔、使用弾薬、気温などの条件によって異なります。
同じ弾数を撃つ場合でも、速射で撃てば急激に熱くなり、間隔を空けて撃てば緩やかに温度が上昇します。
また、使用弾薬がマグナム弾であればより加熱されます。
しかし、同サイズの弾薬を使用するピストルと比較すると、リボルバーは銃身と薬室が繋がっていないため、銃身の摩擦熱がシリンダーに伝わらない分だけ温度上昇が緩やかです。
>またオートは、関係なく撃てるのでしょうか?
通常ピストルは熱くなる場所に触ることなく射撃を継続できますが、銃身の熱は次第にスライドやフレームへと伝わり、速射で数百発以上撃つとトリガーまで熱くなる場合もあります。(銃の構造や材質によっても異なります)
また、H&K P7の様にガスディレードブローバック用のシリンダーがフレーム内に配置されている銃では、一般的な反動利用方式のピストルと比較してフレームが早いペースで熱くなります。
>リボルバー の場合、38スペシャルと357マグナムでは、撃てる数の違いが出るのでしょうか?
マグナム弾の方が熱くなるため違いがあると言えますが、リボルバーで数十発以上連続で撃ち続けるような状況があまり想定できないので、その差が実用上問題となるかは疑問です。
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