銃はボアアクシス(銃身軸)の高さと、支点となる手首の位置の高さの間が短いほどマズルジャンプの影響が小さくなるため、強いグリップアングルはボアアクシスが低くなり反動を小さく感じやすくなります。
ですが、反動の大きさはグリップアングルの影響だけによるものではなく、これが影響でUZIやMAC11がステアーTMPより反動制御が難しいというわけではありません。
重量の重いUZI(約3.5kg)は発射速度が毎分600発と遅いことに加え、重いボルトが前進した際に銃口が下がるためフルオートでもコントロールが容易です。
一方、MAC11はUZIと同じく重いボルトが備わったオープンボルト式ですが、軽量(約1.6kg)かつ発射速度が毎分1200発と高速なためフルオート時のコントロールが困難です。