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サプレッサーの形状について

  • このトピックには3件の返信、2人の参加者があり、最後にポルポルにより3年、 8ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #83286
    名無し
    ゲスト

    たびたびすみません。
    サプレッサーは基本的に筒状のがよく見ますが、調べると箱型やロシアのいわゆる竹槍ハイダーがついたものまで様々な形の画像や、メディアで見かけます。
    筒型、箱型の製品は性能に差異はあるのですか?
    メリット、デメリットがあれば御教授願います。

    #83289
    ポルポル
    キーマスター

    ピストルやショットガンで筒型のサプレッサーを使用するとサプレッサーの頂点がサイトより高くなり、照準時にターゲットがサプレッサーで隠れやすくなるため、銃身軸をずらした箱型のサプレッサーが多用されています。
    このデザインによりガスを許容する容量を減らすことなく高い減音効果を維持し、幅を抑えて携帯性を向上させつつサイトの邪魔にもなりません。

    ライフルでは銃身軸からサイトの高さまでの差が大きい傾向があるため、一般的な筒型のサプレッサーを使用可能です。

    減音効果の性能については内部構造によって異なるため、サプレッサーの形状から性能の優劣を判断することはできません。(ただしサプレッサーの全長が長いほど減音効果が高い傾向があります)

    #83364
    名無し
    ゲスト

    ありがとうございます
    様々な工夫が考えられているんですね
    サプレッサーをつけると長さの分初速や精度も変わるのでしょうか?

    #83375
    ポルポル
    キーマスター

    サプレッサーを装着すると初速が上がります。

    命中精度については、多くの場合サプレッサー装着によって僅かに命中率が向上する傾向があります。
    (セッティングの不具合で発射時に弾頭がサプレッサーに接触する場合は悪影響があります)
    しかしピストルやアサルトライフルでは実用上の影響はありませんが、ベンチレストシューティングや長距離射撃では影響を受ける場合もあります。

    命中精度に影響する理由の一つは、銃口に重さが加わることで銃身に「しなり」が生じるため着弾点が下がります。
    しかし、これはサプレッサーを装着した状態でゼロインすることで解決可能です。

    もう一つの理由は、弾が銃身を通過する際に銃身は振動し、振動によって銃口の位置が不規則に変化することにより集弾が悪くなります。
    この振動の程度は銃身や銃口に加わる重量物のバランスなどによって異なるため、サプレッサー装着によって影響する場合もあれば、影響しない場合もあります。
    影響する場合は銃身やサプレッサーを交換することで解決することも可能ですが、銃身に重り(バレルチューナー)を装着して調節することも可能です。
    これはサプレッサーに限ったことではなく、マズルブレーキなどのマズルデバイスでも同様です。

    関連記事:サプレッサーを使用すると弾速が変わる?

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