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コルトカナダ製DI式AR-15クローンの耐寒性について

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  • このトピックには1件の返信、2人の参加者があり、最後にポルポルにより3年、 6ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #91830
    名無しの銃ヲタ見習い
    ゲスト

    主にAR-15で採用されているダイレクト・インピジメント方式は極端に気温の高い、若しくは低い環境での動作性を維持するのが難しいとされていますが、
    コルトカナダで製造されカナダ軍等で採用されているAR-15クローンは耐寒性を得る為にどういった対策が施されているのでしょうか?

    #91832
    ポルポル
    キーマスター

    カナダのC7/C8ライフルでは特に耐寒性を得るための特別な対策はされていません。

    強いて言えばハンドガードを肉厚にしたり、チャージングハンドルを大型化しているところでしょうか。
    防寒グローブ用にトリガーガードを外せる仕様はM4/M16と同じです。

    DI方式の場合、寒冷地において水分やオイルがレシーバー内のカーボンと混ざり粘性を持つことでジャムの原因となるため、水分(結露)に注意しつつLAW(Lubricant Arctic Weapon)のような耐寒性オイルを使用する必要があります。

    また米海兵隊などの寒冷地対策マニュアルでは、結露を防ぐために室内では温度の低い床に銃を置く、30分おきにマガジン着脱やボルトの動作を確認する、オイルは控えめに使用する・・・といった注意点について触れられています。

    DI方式はカーボンの問題があるとはいえ、ピストン方式でもノルウェー軍のHK416のガスレギュレーターが凍結しサプレッサーが着脱できなくなったという報告もあり、いずれにしても寒冷地での運用には注意を必要とします。

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