アメリカでは州や地域によって法律が異なりますが、マシンガンを所持可能な地域では2通りの方法でマシンガンを入手可能です。
第一の方法は、マシンガンの代金支払い後、地元法執行機関へ通知し、申請用紙(ATF Form4)、顔写真登録、指紋登録、200ドルの税金をATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)に送り、ATFからの返信が届いたらマシンガンを自宅へ持ち帰ることが可能になります。(ライセンス不要)
第二の方法は、FFL(フェデラルファイアーアームズライセンス)を取得しSOT(スペシャル・オキュペーショナル・タックス)のステータスを得るとマシンガンの所持、売買、輸出入、製造が可能になります。
これは事業者向けで、FFL/SOTを得るとマシンガンを安く購入することができますが、ライセンスの維持に費用が必要であったり、ATFにより事業の実態を確認されます。
アメリカでは1986年5月19日までに登録され国内を流通しているマシンガンのみ個人購入が可能なため、これらのマシンガンは希少で価格が上昇しています。
もし1986年以降に製造されたマシンガンを入手したい場合はFFL/SOTを取得して事業者になる必要があります。
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