「40S&W」の検索結果

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  • #99411

    返信が含まれるトピック: 9mm弾の高性能化?

    ポルポル
    キーマスター

    当該記事内での「高性能化」の意味については前後の文脈を見なければ分かりませんが、恐らく9mmホローポイント弾の進化を指していると想像します。

    かつての9mmホローポイント弾は、フィードランプで抵抗となり装填不良が多い、着弾時の拡張が不確実、着弾後のコアとジャケット分離による貫通力低下・・・等々の問題がありました。
    (当時から.45ACPは着弾時の拡張に問題がなかったため、9mmは比較的に信頼性が低いという評価でした)

    しかし1986年のマイアミ銃撃事件以降、ホローポイント弾の研究開発が進み、時代と共にこうした問題が解決されるようになりました。

    以前なら作動の信頼性重視ならFMJ一択となるところ、現在ではホローポイント弾(JHP)を選択する不安は払拭されています。

    関連記事:FBIが.40S&Wより9mmを選択した理由とは?

    #96311

    返信が含まれるトピック: 357マグナムの威力について

    ポルポル
    キーマスター

    9mm、.40S&W、.45ACPによる銃創の状態は平均的に殆ど同じです。
    これはFBIの研究やアメリカの外科医の証言で明らかになっています。
    しかし、ストッピングパワーは定量化できないため、この点においてどれが最も有効であると証明することはできません。

    一方、.357マグナムは9mmより弾速が100~400fpsほど速いため、より大きなダメージになる傾向がありますが、以上のいずれの弾薬でも致命傷となる部位(中枢神経や臓器)に命中すれば高確率で行動不能または死に至ります。

    9mm、.45ACP、.357マグナムのいずれも鹿に対して有効で実際にアメリカでは狩猟に利用されていますが、少なくとも50ヤード以内の距離まで近づく必用があり、距離が離れると命中率と弾速が大幅に低下し半矢になる確率が高くなります。

    関連トピック:9mmと45ACPについて

    関連記事:
    FBIが.40S&Wより9mmを選択した理由とは?
    9mm弾で撃たれた臓器はどうなりますか?

    #96240

    返信が含まれるトピック: 公的機関におけるマグナム弾の使用

    ポルポル
    キーマスター

    .357SIGも.357マグナム並みに貫通力が高い弾薬です。

    .357SIGが一部の法執行機関で採用された理由の一つは、.357SIGが市場に登場した当時の9mmの性能が低かった問題があります。
    1986年のマイアミ銃撃事件を切っ掛けに法執行機関が.40S&Wや10mmオートを採用するなか、1994年に登場した.357SIGはストッピングパワーや遮蔽物(ハードターゲット)などに対する貫通力が評価され採用する法執行機関が現れました。
    .357SIGは貫通力が高く二次被害のリスクはありますが、それよりもストッピングパワーなどのメリットを優先した結果です。

    しかしやがて9mmホローポイント弾の性能が向上すると.357SIGのデメリット(銃身命数低下などパーツの消耗、弾薬コスト、訓練コスト、速射性、命中精度、過剰な貫通力などの問題)が相対的に大きくなり、シークレットサービスを始めとして多数の法執行機関が.357SIGから9mmへと変更しています。
    恐らくこの流れは今後も変わらず、長期的にみると.357SIGは次第にニッチな市場に応える弾薬になると考えられます。

    実際の貫通力については弾薬の種類、弾速、弾頭重量などによっても異なるため一概に比較できませんが、以下のバリスティックゼラチンに対する実射テストの結果が参考になると思います。
    (.357マグナムは銃身長2~4インチのリボルバーを使用していますが、.357SIGは銃身長4.5インチのグロック31を使用しています)

    銃の画像

    銃の画像

    関連記事:FBIが.40S&Wより9mmを選択した理由とは?

    参考:
    https://www.luckygunner.com/labs/357-sig-gel-test/
    https://www.luckygunner.com/labs/revolver-ballistics-test/

    #94457

    返信が含まれるトピック: 147grFMJの弾頭形状について

    ポルポル
    キーマスター

    射撃競技では弾頭重量が重いフラットノーズが好まれる傾向があり、弾頭重量の重い9mmや.40S&Wなどでフラットノーズが多く見られます。

    フラットノーズは紙のターゲットに命中すると綺麗な穴が空くため着弾を確認しやすく、また弾頭重量が重い方が慣性力によってスチールターゲットを倒しやすい利点があります。

    その他、山中を歩く際など動物から身を守るためにも弾頭重量の重いフラットノーズが多用されます。
    弾頭重量が重ければ貫通力が高くなり、ラウンドノーズよりフラットノーズの方が大きなダメージを与えやすくなります。

    #94137

    返信が含まれるトピック: 9mmと45ACPについて

    ポルポル
    キーマスター

    スチールターゲットを倒したりコンクリートブロックを破壊するといったハードターゲットに対しては口径が大きく弾頭重量が重い.45ACPの方が9mmより効果があります。

    ですが、人体に対しては口径の大きさよりも命中箇所(ショットプレースメント)の方が影響が大きいということはアメリカの複数の医師が証言しており、弾道学上の差はあれど銃創学上の差は殆どないと言われています。
    .45ACPを複数発被弾しても行動し続けることが可能な場合もあれば、.22LR1発で行動不能になる場合もあり、1cm被弾箇所が異なるだけで結果が異なる場合があります。

    9mmと.45ACPを比較した場合、永久空洞の大きさは.45ACPが勝りますが、貫通力は9mmが勝ります。
    大口径の方が出血量が多くなる可能性がありますが、貫通力が高い方が致命傷となる臓器や中枢神経に到達しやすい可能性があります。
    しかし、実際の被弾状況で全く同じ条件を2回再現することは不可能であり、ストッピングパワーは定量化できないため、どちらが優れるかを証明した人は存在しません。

    ただし、軍用ライフル弾のようにピストル弾より圧倒的な弾速を持つ場合は明確に結果が異なり、この場合はピストル弾よりストッピングパワーが優れると言えます。

    関連記事:FBIが.40S&Wより9mmを選択した理由とは?

    #90992
    ポルポル
    キーマスター

    マガジンのボディサイズはモデルによっても異なりますが、9mmと.40S&Wはマガジンが同サイズのことも多いので、入れ間違えるというミスはあります。
    また他にも「9mmピストルを射撃中に反動が軽くなったので調べたら.380ACPだった」ということや、「.45ACPの銃口から.40S&Wが滑り落ちてきた」ということもあります。

    安全性については、最大腔圧を比較すると.40S&Wは35,000psi、9mmは34,084psiですが、大きな口径の銃身(.40S&W)から小さな口径の弾(9mm)を発射した場合、隙間からガスが抜けるため銃が破裂するような深刻な事故になる可能性は低いです。
    逆に9mmピストルに.40S&Wのマガジンを銃に装填しても、ケースサイズが大きいため薬室には装填できません。

    ですが高圧になる状態は危険性が高まります。
    +Pやマグナムカートリッジを使用する場合など、口径が近いカートリッジで設計上の想定圧力を超えるような場合は注意が必要です。
    例えば低圧の.30マウザー(7.63x25mm)の銃に高圧の7.62x25mmトカレフを使用してしまうといったミスは、使用する銃や弾薬についての知識が無ければ起こしがちです。

    #88221

    返信が含まれるトピック: ケルテックP11

    ポルポル
    キーマスター

    >木製のグリップに換装できるということでしょうか?

    グリップとフレーム(アウターフレーム)は一体なので換装できません。

    >強度も高いということでしょうか?

    .40S&Wや.357SIGに対応するためスライドの幅や長さが9mm仕様より大きく強度が高くなっていますが、他のモデルと比較して特別強度が高いということはありません。

    >比較的メジャーなラインナップなのでしょうか?

    P11はケルテック社を代表するピストルで、「安い」、「信頼性が高い」、「命中精度が高い」という特徴からキャリーガンとして人気の高いモデルでした。

    現在はPF9が後継となっていますが、P11とPF9は10年以上並行して製造されていたこともあり、この価格帯のサブコンパクトではメジャーな存在だったといえます。

    #85939
    ポルポル
    キーマスター

    .22LR、9mm、10mm、.40S&W、.45ACPなどで使用可能です。

    #81928

    返信が含まれるトピック: .40S&W 45ACPの使用国

    ポルポル
    キーマスター

    NATO諸国は基本的に9mmNATOを使用していますが、特殊部隊ではサプレッサーとの相性が良い.45ACPが選択されることがありますし、法執行機関でも数は少ないですが.40S&Wや.45ACPを採用する例があります。

    .45ACPのH&K USPはドイツの軍や法執行機関で採用されていますし、タイ王国陸軍でも採用されています。
    またブラジルではトーラスPT945やPT940が採用されたり、中国は.45ACP/.40S&WのノリンコQX-04を採用しています。

    #78634

    返信が含まれるトピック: 拳銃のマガジンについて

    ポルポル
    キーマスター

    基本的にピストルにおいては異なるモデルの間でマガジンの互換性は無いと考えた方が安全です。しかしこれはケースバイケースです。

    同じマガジンのボディを使用していてもマガジンのフロアプレートが異なる結果使用できない場合もあれば、マガジンリリースのノッチの位置や形状が異なるといった設計上の違いも互換性が無い原因となりますし、同じモデルであっても製造時期の違い(世代違い)によって互換性が生まれたり無くなる場合もあります。
    また口径によっても異なり、例を挙げるとFNPとFNXの間では.45ACPと.40S&Wのモデルでは互換性がありますが、9mmでは互換性がありません。

    また、フルサイズのマガジンはコンパクトのフレームで使用可能でも、コンパクトのマガジンはフルサイズのフレームに使用できないといった場合があります。
    例を挙げると、FN509のマガジンはFNSに使用できますが、FNSのマガジンはFN509に使用できません。(FN503とFN509は互換性なし)
    SIG P226のマガジンはP229に使用できますが、P229のマガジンはP226に使用できません。(P228とP229は互換性あり)

    ベレッタは92シリーズ(92S、92FS、M9、M9A3、90two、センチュリオン、ブリガーディアなど)でフルサイズの同じマガジンが使用可能ですが、92シリーズはPX4やAPXと互換性がありません。

    グロックはG17とG34が同じフレームを使用している様に異なるモデルで同じフレームをシェアしているため若干の互換性がありますが、先ほど触れた通り大きなフレームで使用されるマガジンは小さなフレームで使用可能であってもその逆は使用できません。(G17やG19のマガジンはG26で使用可能ですが、G26のマガジンはG17やG19で使用できません)
    また、Gen3はマガジンリリースのノッチが右側にしかないため、マガジンリリースを右に変更する場合はノッチが左右両側に備わっているGen4/Gen5のマガジンが必要になります。

    #77821

    返信が含まれるトピック: アメリカ私服警官の装備について

    ポルポル
    キーマスター

    日本の警察は殆ど全国一律の装備ですが、アメリカでは各法執行機関や警察署によって装備内容が異なります。

    装備品は各警察署の判断によるため具体的に何を装備しているとは答えづらいですが、共通して多い武器は装弾数15発以上のピストルです。使用弾薬で多いのは9mmや.40S&Wです。また、パトカーにはAR15やショットガンも装備されます。

    ボディーアーマーについては、一般的なパトロールを行う警官は拳銃弾に対応するレベルII、IIIaのボディーアーマーを着用し、SWATはライフル弾に対応するレベルIVのボディーアーマーを着用します。

    質問内容を絞っていただけると、もっと詳しい回答ができると思います。

    #76863

    返信が含まれるトピック: 40SW弾仕様の1911モデルについて

    ポルポル
    キーマスター

    >なぜ1911モデルには、40SW弾仕様がないのか?

    「1911 40SW」で画像検索してみてください。
    コルト、キンバー、レミントン、パラオードナンス、スプリングフィールドアーモリー、STI、SIG、ロックアイランドアーモリー等々、多数見つかると思います。

    >ロックアイランドとかの中小メーカーでも、精度は問題ないのか?

    問題があるかどうかは使用目的が何かによります。
    近距離で人間大のターゲットに命中させることが目的の場合、高い命中精度は必要ありません。

    高い精度が必要であれば、メーカーを見るよりも価格を参考にする方がお勧めです。
    比較的安価な1911を製造しているメーカーの製品でも、高価格帯のモデルは高い精度を持つ傾向があります。
    (具体的にはモデルによって異なります)

    >主流は、9mmと45ACPなのでしょうか?

    売れ行きで見ると9mmが圧倒的に売れており、続いて.45ACP、.40S&Wが売れています。
    年代や統計によって多少異なりますが、大抵は9mm、.45ACP、.40S&Wの順番です。

    #75348

    返信が含まれるトピック: FBIの制式銃と制式弾薬について

    ポルポル
    キーマスター

    弾薬の併用は昔に限ったことではなく現在もそうなのですが、FBIにはピストルの「許可リスト」があり、このリストにあるピストルは所持可能となっています。(他の法執行機関でもこれが標準的です)

    現在は9mmのグロックが支給されていますが、リストにはG23やG27(.40S&W)の他、G21(.45ACP)もあり、これらは捜査官が自費で購入して所持することが可能です。
    また、FBIの特殊部隊(HRT)では1911(.45ACP)が支給されています。

    FBIは比較的柔軟で、現在はピストル全盛となった時代でありながら、引退が近い捜査官には慣れ親しんだリボルバーを継続して所持することも許可していました。

    .40S&Wがスタンダードだった時代では、新人捜査官はFBIアカデミー(FBIのトレーニングセンター)に入り4~6週目にピストルを支給され、その際に.40S&WのG23やG27などが支給されましたが、.40S&Wの反動やサイズに問題があると感じる捜査官には、9mmのG17やG19が支給されていました。

    ポルポル
    キーマスター

    これを詳細に解説しようとすると銃創学と弾道学の解説を延々としなければならないので、簡潔に要点のみ述べたいと思います。

    結論を言えば、「当たり所次第」です。

    至近距離における9mmと5.56mmを比較したとき、どちらもターゲットを行動不能に陥らせる能力がありますが、一発でそれを達成する確率はどちらも高くありません。対人用としてターゲットを行動不能にする可能性を高めたければ、7.62x51mm以上の弾速と弾頭重量が必要です。

    ピストル弾とライフル弾による銃創の違いで異なるのは、ピストル弾は弾頭と接触した組織にのみダメージを与えるのに対し、高速のライフル弾では弾頭が接触していない組織にまでダメージを与える能力があるという点です。
    高速で体内を突き進むライフル弾は大きな瞬間空洞を形成し、臓器が持つ弾性限界を超えることで広範囲にダメージが広がります。

    ところが、その効果は常に現れることはなく、体のどこに命中したかという条件によって異なります。
    臓器はそれぞれ弾性が異なり、肝臓や腎臓などの臓器は伸縮の限界を超えやすいため、これらの臓器に影響を与える箇所に着弾すると、瞬間空洞が消えたあとも臓器の組織が元の状態に戻ることができず致命傷になります。しかし、筋肉、肺、胃、腸などは伸縮性が高く、瞬間空洞形成による伸縮にも比較的に耐性がある特徴があります。

    M855A1は体の外側にある筋肉や脂肪を貫通した後にジャケットが分離し、フラグメンテーションが起こることで臓器にダメージを与え、先端のスチールペネトレーターとコアの合金がタンブリングをを起こしながら深いところまで進みます。この際、偏向(ヨー)によって進行方向を変化させつつ、最終的に体内に留まって慣性エネルギーを消費します。
    (参考までにマズルエナジーを比較すると、9mmは約350ft-lbfに対し、M885A1は約1370ft-lbfです)

    9mmと5.56mmが致命傷となる臓器に命中したとき、銃創の状態は5.56mmの方が組織の破壊が大きいといえますが、ターゲットを行動不能にするという結果はどちらも同じです。また逆に、致命傷とならない箇所に着弾した場合も同様です。

    アフガニスタンでは5.56mmを胸に受けた戦闘員が銃撃を継続した報告例がありますが、こうした報告例は法執行機関における9mmでも存在し、胸に命中させて肺に穴を開けただけでは即行動不能には陥らないケースがあります。

    このような背景を知ると、「何故9mm、.40S&W、.45ACPの銃創は似通っているのか」「何故装弾数が重要なのか」といった理由も分かるかと思います。

    >至近距離から撃たれ右上腕部を貫通、骨に当たらず抜けたきれいな傷で筋肉組織もほとんど無傷だった。

    M855では着弾から12cmほどでジャケットが分離し、M855A1では5cmほどで現れます。
    そのため腕の筋肉に命中してもすぐに組織が破壊されることはなく、綺麗に貫通することが多いと言われています。

    #73101

    返信が含まれるトピック: 9mm では人は倒せない?

    ポルポル
    キーマスター

    >動画で見る限り至近距離で弾が当たってるように見えるからですかね。

    なるほど、仮定の話でしたか。

    >FBIが9mm をベストと選んだことにより、逆に盲目的に9mm 信奉者が出来ているとも考えられはしないですか?

    なかにはそういった人もいると思いますが、何を信じるかは個人の自由ですし、悪いことではないと思います。

    >ポルさんは実際に撃たれて経験の中でFBIのレポートを押されてると思いますが

    私が参考にするのは統計データと合理的根拠です。
    自分の射撃経験は関係ありません。

    関連記事:FBIが.40S&Wより9mmを選択した理由とは?

    >私は、自分で数千発くらいは試して見ないと、それを鵜呑みにする気にはなれません。

    バリスティックゼラチンなどを撃って試すという意味でしょうか?
    自分の目で確かめることは大切だと思いますが、既に誰もが試したことを自分で試しても結果は同じだと思います。

    #72515

    返信が含まれるトピック: グロックGen5は9mm専用?

    ポルポル
    キーマスター

    ブラジルの法執行機関向けに.40S&WのG22 Gen5が製造されているので、アメリカでも.40口径版が発売される望みはあると思います。

    ただロッキングブロックピンを廃止した状態で高圧の10mmは強度的に厳しいかもしれません。

    もし10mm化するとすれば、スライドリリースが従来のロッキングブロックピンの位置を通っているので、アンビ・スライドリリースを諦めてピンを復活させるか、或いはアルミフレーム化したりロッキングブロックの周辺だけアルミのインサートを入れるなど、何らかの仕様変更が必要になるはずです。

    そこまでするとGen5とは呼べない気もしますが、基本的にGen5は最も売れ行きが好調な9mm限定になりそうなので、Gen6に期待したいですね。

    技術的問題がクリアできれば他の口径バリエーションも展開されると思います。

    #69681

    返信が含まれるトピック: 40S&W弾の利点

    ポルポル
    キーマスター

    性能はメーカー、弾頭重量、弾頭の種類などによって異なりますが、.357SIGと10mmは9mmや.40S&Wよりも強力な傾向があります。

    .357SIGは9mmより高速ですし、10mmについては一般的な.357マグナムよりエナジーや弾速で勝るものも存在します。

    #66820
    ポルポル
    キーマスター

    .40S&Wのグロックでクラックが入ることがあるという話は以前からありますが、9mmより.40S&Wが強力だからという理由ではありません。

    9mmと.40S&Wはどちらも殆ど同じ腔圧で、35,000 psi以下です。

    ただ、同サイズのピストルでは、弾頭重量が重い分だけ.40S&Wの方がリコイルが強く感じられます。

    .40S&Wのグロックでクラックが入るケースでは、多くの場合古いモデルが殆どで、90年代から2000年代初頭製が多く見られます。

    考えられる理由は、製造時のミス、+Pやリロード弾などハイプレッシャーな弾薬を使用・・・などがありますが、私が最も疑うのはヘタってしまったリコイルスプリングを交換せずに長期間使用し続けた結果です。

    これがもし全ての.40S&W口径のグロックで同じ結果となれば設計上の問題と言えますが、そうではないので、先に述べたような原因があるのではないかと思われます。

    #66781
    ポルポル
    キーマスター

    海兵隊が45ACPのM1911(M45A1)を使い続ける理由について

    海兵隊はストッピングパワー神話が崩れてなおM45A1を使い続けるのでしょうか?
    https://hb-plaza.com/40sw-vs-9mm/
    で述べられているようにFBIは9mm、40S&W、45ACPでは銃創にほとんど違いが無い、ストッピングパワーは迷信と言っています。
    https://www.ballisticmag.com/2015/04/11/45-acp-9mm-experts-answers/
    上の記事でも銃器のプロたちもほどんと45ACPより9mmの方が上、あるいは同等と述べています。
    https://www.youtube.com/watch?v=f1Kc2GncBCE
    上の動画のようにFMJでもバリティックゼラチンへのダメージの差があまり感じられません。

    これなら弾数の多いM9/M9A1の方が良い気がします。
    しかし海兵隊はM45A1を使い続けています。特にVBSSのようなCQB戦闘訓練の写真ではほぼM45A1です。

    45口径のM45A1がM9に対する利点があるのでしょうか。

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――

    海兵隊には海兵隊の訓練と思想があり、ネイビーシールズにはネイビーシールズの訓練と思想があるように、部隊によって訓練方法や銃や弾薬の選択に関する思想が異なることがあります。

    アメリカではまだ.45ACPの方が優れるという思想もあり、そういった軍や法執行機関の部隊では.45ACPも選択肢に入っている状態です。

    しかし、海兵隊ではMARSOCの一部などを除き、順次9mmのM17やM18に交代する予定です。

    #63662
    ポルポル
    キーマスター

    いつもお世話になっております。.40S&Wオートの耐久性について教えていただきたく思います。

    調べた感じでは、セミオートピストルの寿命は9mmで概ね5~6万発、同タイプの.40S&W版ならその3分の1~半分くらいかと捉えていました。

    月刊GunのCHP官給S&W4006の記事ではサービスライフ2万発を想定と記述がありました。

    しかし、同じ号のCZ75-TacticalSportの記事では2万発以上使いこんでまだまだ元気という個体が紹介されていました。

    .40に合わせた新規設計モデルなので一般量産品よりも有利なのだろうと思いますが、競技向け故にここまで頑丈なのが普通なのでしょうか?

    あるいは、ポリス・ミリタリー向けの量産モデルでも.40で4~5万発程のサービスライフを実現したモデルもあるのでしょうか?

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――

    メーカー公称と実際のサービスライフは異なりますし、使用弾薬のプレッシャーやメンテナンスの状況など、個体差によります。

    目安としては、グロックやSIGでは9mmで7~8万発、グロックの40口径で5~6万発発射可能ですし、.22LRでは20万発でも問題ないケースもあります。

    40口径は9mmよりも消耗しやすく、リコイルスプリングの交換は9mmより頻繁になりますし、フレームにも負荷が掛かりやすくなります。

    また、モデルによってトリガーメカやファイアリングメカに摩耗や作動に不具合が生じることもありますが、使用環境によるため一概に言えません。

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