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【ライフル射撃テクニック】 ランニング

久しぶりに元SEALスナイパーのカイル・ディフォーによるレクチャーです。

今回は「ランニング時のライフルの持ち方」について語られました。

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軍や警察はもちろん、誰もが知っておくべき重要なスキルである「カービンを持って走る(移動する)」方法について触れます。もしピストルを手にしたまま移動したくなければ、ホルスターに収めることでよじ登ったり階段を上がったり、安全かつ自由に移動することができます。ですが、ライフルやカービンではそれができません。今回はそのいくつかの方法や、どうしたら簡単に銃を扱えるかをお見せします。

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スリングの扱い方(スリング・ウォーク)は非常に重要です。以前もスリングの扱い方について解説しましたが、簡単におさらいしましょう。スリングを使用することにより、銃の位置を自由に変えられます。シンプルなのは、腕を通して「たすき掛け」するより、首から提げるだけの「ネックレス」です。私はこのネックレスを好んで利用しており、とても扱いやすい方法です。「たすき掛け」の状態でスリングのリンクを最大まで伸ばし、「(銃口を上に向けて持つ)ハイポート」にしたとき、スリングで腕が引っ張られてこのポジションに出来ないことがあるので注意しましょう。

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重要な銃のポジションは、マズル・アップ(銃口を上にして持つ)です。私がこれを好むのはいくつか理由があり、この位置だとジャムに対処することができるうえ、リロードが可能で、周囲の状況を確認しながら様々な作業が出来るためです。このとき、両手で銃を持ってはいけません。片手だけで銃を保持します。(戦闘中など)アグレッシブな状況で使用する「ハイ・レディー」と混同しないでください。あくまでこのポジションは、立っているときや、移動時に行うポジションです。

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片手で銃を持ち、光学サイトやアイアンサイトが少し肩に当たる位置で保持します。このとき、マガジンの底はターゲットへ向け、状況を把握しやすい状態を作ります。そして私は人には、「マズルの中にビールが入っていると思って、それをこぼすな」と教えています。

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最も大きな問題となるのは、ストックを腕の外側に置くことです。これはやってはいけません。ストックは常に腕の内側で保持しましょう。腕で包み込めば走りやすくなります。多くの人や部隊はマズルを上げるのが好きではありませんが、それが良いか悪いかではなく、彼らにとって必要なことを異なる方法で行っているまでです。

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銃をこのように寝かせたまま走ってはいけません。この姿勢は自然なランニング・フォームとは異なり、不自然です。この持ち方では走っているうちにマズルが下向きから水平方向へと移動しがちで、良くありません(危険です)。(2:56)また、銃を片手で持ち、下に向けて走ると長いバレルが自分に接触することになります。(3:05)もしこの状態で保持したいなら、グリップではなくマグウェルを持ち、銃を肩の外側に位置させて走りましょう。この状態はとても安全で、走る姿勢を維持できます。また、このときセイフティが掛かっていることを確認し、装備や服が引っかかって暴発しないように注意しましょう。

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ここからは実践です。ハイポート・ランで向かい、ローポートで帰ってきます。(4:04)このとき指の位置は銃の側面です。また、セイフティに注意。そして構えなおして撃ちます。

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