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ステアーAUG A3の分解組立と手入れ方法

BrownellsがステアーAUGの分解やクリーニング方法について解説していたのでご紹介します。

Brownellsはガンパーツ専門のオンラインショップで、私も何度か利用したことがあるのですが、品揃えが豊富な優良店です。ただし、ちょっと価格が高め。日本で例えるなら東急ハンズのような店です。

 

分解方法

0:15

最初にマガジンを抜きます。続いて※コッキング・ハンドルを引いて弾が装填されていないことを確認し、チャンバー内をクリアにします。この際、目視確認と指を入れて物理的に確認します。(※ステアー社では「スライド・コッキング」と呼んでいます)

0:30

左手でバレル・グリップ(バーチカル・フォアグリップ)を握り、親指でバレルロック・ピンを下へ押しさげます。そして時計回りに回転させるとバレルを抜き取れます。

0:42

コッキング・ハンドルを前進させて元の位置に戻し、ストックのレシーバー・ロックを銃の左側から右側へと押し込みます。これでレシーバーとボルトキャリアを取り外せるようになります。

1:00

ストックを立ててバットプレートの凹みを親指で押してリテイニングボルトを引き抜きます。ボルトが引き抜かれるとバットプレートとトリガーメカを取り出せます。

1:15

ガスピストンの外し方は、ガスレギュレーターを押し込みながら時計回りに回転させ、レギュレーターのスロットとガスシリンダーの先端の凸部分を合わせます。続いてボルトキャリアーに付属するロッド(スラストピース)をガスシリンダーに差し込んでガスピストンを押し出します。

1:46

続いてボルトキャリアの分解です。回転防止用パーツを上へ跳ね上げ、ファイアリング・ピンを反時計回りに回すとスプリングの力でファイアリング・ピンが飛び出します。

1:55

ボルトをボルトキャリア側へ押して後退させながらコントロール・ボルトを指で押し込み、ボルトを前進させてスプリングやスリーブと一緒に引き抜きます。

 

クリーニング方法

0:05

バレルをバイスに固定してソルベント(溶剤)を浸したパッチをバレル内に通し、数分間放置します。これでバレル内の汚れが取れやすくなります。

0:20

ボアブラシをバレル内に10~15回通し、カーボンを除去します。

0:33

続いてもう一度ソルベントを浸したパッチを通し、残りカスを拭き取ります。それが終わったら乾燥したパッチを通し、まだ汚れが残っていれば、これまでの作業を綺麗になるまで繰り返します。

0:54

ガスピストンはソルベントを浸したパッチで汚れを取り、最後に乾燥したパッチでソルベントを拭き取ります。ガス・レギュレーターの穴は、パイプクリーナーを使用します。ボルトキャリアーも同様の方法で綺麗にします。

1:28

トリガーメカはナイロンブラシを使用し、少量のソルベントで磨いたあと布等で拭き取って終了です。

 

注油方法

0:05

オイルの付け過ぎは汚れが付着しやすくなるので注意しましょう。まず最初にガスピストンへの注油ですが、リング周りとブランクエリアに2滴ずつ落とします。

0:28

ガイドロッドにオイルを数滴落としたら全体に塗り広げます。同様に、ボルトキャリア、ボルト、ロッキングピースにも1滴落として塗ります。

 

組立方法

0:04

最初にコッキングピースをボルトキャリアの後ろに差し込みます。続いてスリーブとスプリングをボルトに付けてボルトキャリアに挿入します。(エキストラクター位置に注意)

0:20

ボルトをボルトキャリアに向かって押しながら「カチッ」と音がするまでファイアリングピンを挿入します。

0:30

ファイアリングピンがロックされたら、回転防止装置を下げてロックします。

0:40

ガスピストンにスプリングを被せ、ガスシリンダーに挿入します。ガスレギュレーターのスリットはガスシリンダーの凸部分に合わせて挿入し、時計回りに回転させてロックします。

1:05

トリガーメカ(ハンマーはコック状態)をストックの後ろから挿入し、トリガーメカ後部の突起を押しながらリテイニングボルトを挿し込みます。続いてバットプレートを嵌め込み、リテイニングボルトを引っ張るとロックされます。

1:25

ボルトキャリアをレシーバーに挿入し、レシーバーをストックに挿入します。レシーバーを押して挿入されたらハウジングロックをストックの右側から押してロックします。

1:40

コッキング・ハンドルを引いて固定し、バレルをレシーバーに挿入します。バレルを挿入し時計回りに回転させるとバレルがロックされます。全て終了したら正常に可動するか手動で確認します。

以上で終了です。

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