S&Wリボルバーの安全装置の仕組み

 

現代のS&Wリボルバーの多くには三つの内蔵型安全装置が組み込まれていますが、それはどんな構造で、どうやって作動するのでしょうか?

Youtubeチャンネル MidwayUSAが、その構造について分かりやすく解説しているのでご紹介します。

 

 

リバウンドブロック・セイフティ

Photo via MidwayUSA
Photo via MidwayUSA

トリガーの後ろにはリバウンド・スライドというパーツがあります。これはトリガーに押されて前後に動き、ハンマーの最下部と接触しています。

この画像の状態だと、ハンマーはリバウンド・スライドに邪魔をされてこれ以上前進できないので、ハンマーがファイアリングピンや弾薬のプライマーを叩いて暴発する心配はありません。

トリガーを引くとリバウンド・スライドが後退し、同時にトリガーがハンマーを押し上げてコックします。そして、リバウンド・スライドの後退によりハンマーとの接触位置がズレるため、ハンマーが前進できるようになります。

 

Photo via MidwayUSA
Photo via MidwayUSA

トリガーを引くとハンマーが完全にコックされた状態となり、リバウンド・スライドも後退しています。

トリガーを最後まで引き切ると、ハンマーがトリガーから解放され、ハンマー・スプリングの反発力によりハンマーが前進。ファイアリングピンやプライマーを叩き撃発します。

 

Photo via MidwayUSA
Photo via MidwayUSA

画像は、トリガーを最後まで引き切り、ハンマーが落ちて撃発した状態です。

このとき、リバウンド・スライドはトリガーに押されて後退した状態にあるので、リバウンド・スライドはハンマーに接触していません。この状態からトリガーを元の位置に戻すと、リバウンド・スライドが前進して一枚目の画像の状態に戻ります。



このセイフティは、トリガーを引いたときだけセイフティが解除されるインターナル・セイフティ(内蔵型安全装置)であることが分かるかと思います。

 

ハンマーブロック・セイフティ

Photo via MidwayUSA
Photo via MidwayUSA

ハンマーブロック・セイフティは、細長い棒状のパーツ「ハンマー・ブロック」を使用した安全装置です。

これは、ハンマーとフレームの間に挟まれることでハンマーの前進を阻止します。

 

Photo via MidwayUSA
Photo via MidwayUSA

ハンマーブロックはリバウンド・スライドに連結されおり、リバウンド・スライドが後退するとハンマーブロックが下方へ引っ張られます。すると、ハンマーブロックはハンマーとフレームの間から引き抜かれるので、ハンマーが前進し、弾薬のプライマーを叩いて撃発可能となります。

このセイフティも、トリガーが引かれたときだけ作動し、セイフティを解除する構造となっています。

 

ハンマーストップ・セイフティ

Photo via MidwayUSA
Photo via MidwayUSA

ハンマーストップ・セイフティは、ボルトと呼ばれるパーツの後端がハンマーの動きを止める安全装置です。

シリンダーをスイングアウトしてリロードする際にサムピースを押しますが、サムピースはこのボルトにネジ止めされています。

サムピースを動かすと、ボルトが前後に動く構造です。

 

Photo via MidwayUSA
Photo via MidwayUSA

ボルトが前進すると、ハンマーの動きを邪魔してハンマーをロックします。

このセイフティは、トリガーの動きとは無関係に作動します。

 

Photo via MidwayUSA
Photo via MidwayUSA

サムセイフティを前進させるとハンマーがロックされ、シリンダーがスイングアウト可能となります。

 

Photo via MidwayUSA
Photo via MidwayUSA

シリンダーの中心にはセンターピンがあります。

センターピンは、シリンダー収納時にボルトを後ろへ押します。

 

Photo via MidwayUSA
Photo via MidwayUSA

シリンダーをスイングアウトした状態ではボルトが前進しているので、ボルト後端がハンマーの動きを邪魔をしてハンマーとトリガーが動けなくなります。

しかし、シリンダーをフレーム内に収納すると、シリンダーのセンターピンがボルトを後退させ、ロックが解除されてハンマーがコック可能となり、トリガーも引けるようになります。

こうして、シリンダーが所定の位置に収まっている時だけ射撃可能な構造となっています。

勿論、シリンダーがスイングアウトされていても、意図的に手動でサムピースを後退させればロックは解除されるので、トリガーやハンマーを動かすことも可能です。

 

以上、三つの内蔵型安全装置の解説でした。

以下の動画だと更に動きが分かりやすいと思います。

 

 

 




 
 
 
 
 
こんな記事も読まれています





にほんブログ村 その他趣味ブログ ミリタリーへ にほんブログ村 その他趣味ブログ サバゲーへ にほんブログ村 その他趣味ブログ トイガンへ





にほんブログ村 その他趣味ブログ ミリタリーへ にほんブログ村 その他趣味ブログ サバゲーへ にほんブログ村 その他趣味ブログ トイガンへ

過去記事(ランダム表示)