ルガーMKⅡを分解掃除

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Ruger MKⅡを分解掃除した。ところがこの作業、非常に手間のかかる厄介なもの。

まず、リアサイト後方に位置するボルト・ストップ・ピンを外さなければならないが、これが硬くて簡単には外れない。ボルト・ストップ・ピンはグリップ後方のレバーを工具を使用して引き出し、下方から垂直に刺さったピンをボルト部分から引き抜く。しかし、このピンとフレームの穴がタイトに作られていて、素手だけでは引き抜く事ができない。そこで、ハンマーで軽く叩きながら引き抜いた。



そして、ピンが抜けると同時にハンマー・スプリング・ブロックが丸ごと取り出せ、続いてボルト部分を後方に引き抜く。それからフレームとバレル・レシーバーを分離させるわけだが、この結合部も非常に硬く、手でいくら引っ張っても、ビクともしない。そこで、バレル・レシーバー後方からまたハンマーで叩いてロックを外す。

バレル・レシーバーのロックが外れると、フレームと分離される。バレル・レシーバーは一体成型でこれ以上分解することができない。そこで、最も汚れの酷いチェンバー周りを洗浄するため、直接洗剤を使用して水洗いする。火薬カスは塊となってこびり付いているので、油汚れに強い洗剤の力で綺麗に落とし、水分を拭き取ってガン・オイルを軽く吹きかけオイルのコーティングを施す。

 

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トリガー周りが最も汚れる。実はトリガー後方部分は本来シルバーに輝く場所だが、火薬カスの汚れにより黒くなっている。これを拭き取ると元の輝きが戻る。

 

 

この後、ついうっかりハンマー・ピンを引き抜いてしまい、結果として完全分解する羽目になった。この辺りは非常に面倒な部分で、組み立てに手間が掛かるため通常のメンテナンスでは分解しない。結局、スプリングやピンといった細かい部品と格闘しながら、ようやく完成させた。

そしてまた、ボルト・ストップ・ピンとの格闘になる。フレームに空けられた穴と、バレル・レシーバーに空けられた穴を上手く合わせなければ、ピンを貫通させる事ができない。しかも、手で簡単に穴の調整をできるものではなく、マズル近くやバレル・レシーバー後方をハンマーで叩きながら微妙に調整させる。この際、マズルを傷つけない為にコルクをあてがってハンマーで叩いたが、その甲斐なく若干キズが入ってしまい、今回最大の痛いところだった・・・(未熟だ)。

ボルト・ストップ・ピンはやはり素手で入れる事はできず、ハンマーを使用してなんとか貫通させる事ができた。10秒以内にフィールド・ストリップできるベレッタ 92FSと比べると、Ruger MKⅡはとてつもなく分解に手間のかかる銃。また、トリガー部がチェンバーの真下に位置するため、ガスが直接トリガーに吹きかかり、チェンバー同様に汚れが酷いものだった。トリガー周りは細かい部品が並び隙間も多いのでメンテナンス性は最悪。最初から、それを考慮してか、トリガー回りは全てステンレスパーツを使用しているので、錆びには強いかもしれない。しかし、設計段階でもう少し汚れを落としやすい構造にしてもらいたい。




 
 
 
 
 
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