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実弾射撃での火傷 CZ52とキンバー1911ピストル

銃の画像

最近時間が作れず数週間ぶりのシューティングになってしまった。実は前回のシューティング(数週間前)のあと銃のクリーニングを行っておらず、セーフ(ガンロッカー)の中にしまいっぱなしにしていた。錆びてないか不安だったものの、どうやら無事っぽい。しかしながら、4丁撃つということは、4回バラして組立てるのを繰り返すということであり、面倒といえば面倒。最初は丁寧に隅々まで拭いていたが、最近はブラシで汚れを落としたあと、簡単に拭いてオイルを吹き付けるだけになってきた。銃は弾を撃ち出す”道具”であるので、錆びなければ良いと思う。

久しぶりにレンジへ行ってみると、またレンジ使用料を値上げしていた!現在、一般シューターのレンジ代は13ドル。会員メンバーになれば6ドルなので、本格的にメンバーになろうかと考えてしまう。メンバーになってアクション・シューティングにトライするのも良いかもしれない。

今日は非常に暑く、風も無くうだるような暑さだった。こうも気温が高いと集中力も途切れやすく、最初の数マガジンは調子も良かったのに、そのうち頭がボーっとして苦痛になってきた。気温が高いのでバレルやスライドも熱を持ちやすい。すぐにスライド先端は手で触れない熱さになってしまう。

今日は最初に92FSを取り出し9mmを50発ほど撃った。そして、続いてCz52で100発シューティング。久しぶりにCz52の迫力を感じた。「え?トカレフ弾ってこんなに派手だっけ?」と思う。この感覚を少し忘れていた。イメージ的に92FSのリコイルは”ズボン!”という感じだが、Cz52は”バオン!”という感じ。ブラストも激しく、Cz52を撃っている隣に居ると9mmや.45ACPでは感じないブラストを肌で感じられる。 音も派手で周りが気になってしまう。射撃時に感じるトリガーの先が指の腹に当たる痛みは相変わらずで、やはりこれはグリップを変えても同じだった。この銃の特性なのかもしれない。それから、この銃の隣に居ると怖い。何故なら、ハイスピードで薬莢が飛んでくるから。

銃の画像

そうこうしながら、連れには隣でスターム・ルガーMk512を撃ってもらった。自分はその右側でシューティングを楽しむ。すると、突然首もとに激痛が走った。一瞬、何が起きたのか事態を理解できず、「撃たれた!」と思った。・・・冗談抜きで。しかし、その1秒後にはTシャツの首もとに排莢されたばかりの薬莢が引っ掛かっていることに気が付いた。 焼き付いた.22LRの薬莢が皮膚に張付き、大急ぎで叩き落とすと薄い皮膚までズルリと剥けてしまった。 そう、左隣のルガーから排莢されたカートが引っ掛かったのだった。

映画「ブラック・ホーク・ダウン」でも似たような描写があったのを思い出した。上空のUH60ブラックホークに搭載されたミニガンが唸り、そこから落下した薬莢が真下の兵の首元に入ってしまい、あわてて取り除こうとするシーン。排莢されたばかりの薬莢はとにかく熱い。以前、観光客が記念にと薬莢を拾い上げようとして痛い思いをしているシーンを何度か見たことがある。銃によっては射手に直接命中することもあり、また、メガネやシューティング・グラスに引っ掛かり火傷を負うこともあるので注意が必要。今日は身をもってこの熱を体験してしまった。

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