人気実銃動画のバリーエリオット氏死去

YouTubeアカウントIraqveteran8888で実銃動画を公開していた有名な髭のおじさん、バリー・エリオット氏が心臓発作で亡くなりました。いつも興味深く楽しい動画を提供し続けてこられ、私のお気に入りの動画チャンネルだったので非常に残念です。ご冥福をお祈りします。

 

九九式小銃の耐久テスト

私が印象に残っている彼の動画の一つに、日本軍の九九式小銃に無茶なホットロードを装填して射撃し、九九式の堅牢さを証明したというものがあります。

パウダー2割増など、ホットロードには耐えたので、バレルの中に泥を突っ込んで空砲で泥を吹き飛ばそうとしますが、必要な圧力が発生しなかったため無反応でした。そこで、通常の弾薬を装填して射撃すると、今度は泥を吹き飛ばし、ケースネック損傷。そして、バレルの中央が膨らむ「バレルリング(Barrel Ring)」が発生しました。

13:35で見られるように、バレル内が異常な高圧となり、バレルを覗くと膨張した部分が黒いリング状に見えます。リング状に膨張することからこの現象をバレルリングと呼びますが、呼び方は様々で、リンギング(Ringing)、リングド・バレル(Ringed Barrel)、バレル・バルジ(Barrel Bulge)、リングド・バルジ(Ringed Bulge)などとも呼ばれます。

これだけ頑丈なチャンバーだと、戦時中にチャンバーの破裂で怪我をするような事態は殆ど無かったのではないかと考えさせられます。

 

「ジャップ」は差別用語?

動画で九九式は最終的にスクラップとなり、コメント欄に非難の声がありますが、私はテスト内容が興味深かったので、これも科学的な実験としてアリだと思いました。(しかも市場の九九式は数が多く、コンディションを気にしなければ1~3万円程度で購入できる。)

また、動画の中で「ジャップ」と連呼されているので、これに対しても非難のコメントがありますが、この点を責めるのは酷だと思います。理由は二つあります。

一つは、アメリカ人の間でも「ジャップ」が差別用語であるかどうか意見が分かれることが多く、日本人を侮辱する意図を全く持たないで使っている人がいるのは事実です。日本では意外と知られていないので、侮辱の意図がなくても耳にすれば侮辱されたと感じる日本人は多いでしょう。(アメリカ社会は差別的な言葉に対して非常に敏感で論争になりやすく、その点は日本社会以上だと感じます。)

二つ目は、HornadyやNormaなど、弾薬メーカーの制式な7.7x58mm弾の略称は「7.7 JAP」や「7.7×58 JAP」であるということ。なかには「7.7 Japnese」と表記されることもありますが、これはウィンチェスターをWin、レミントンをRemと表記するのと同じ感覚で名づけられているようです。戦時中の侮辱の意味で使われていた「JAP」の名残とも考えられますが、私は鈍感なのか気になったことはありませんし、彼らの大半が侮辱の意味で使用しているとは常識的に考え難いでしょう。

15051506_2Photo via icollector.com

jap ammo 2Photo via Gunauction.com

 


 
 
 
 
 
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