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ピストルのガスポートは危険?

  • このトピックには0件の返信、1人の参加者があり、最後にポルポルにより6年、 3ヶ月前に更新されました。
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  • #60570
    ポルポル
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    初めまして。
    急な質問で申し訳ないのですが、所謂コンバットシューティングの類のピストルを胸の前で両手で保持し発砲するなど(Center Axis Relock-Systemなどで有名な構え方)の場合、ピストルにマズルコンペンセイターやガス抜き用の穴が設けられている銃身を装備していると発射炎や火薬カスなどで射手は怪我をするのでしょうか?

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    はい、怪我をするリスクがあります。

    ご指摘の射撃方法「CARシステム」は胸の位置で発射するため、ガスポートから噴出されたガスは顔に近い場所に向かって吹き付けられます。

    発射ガスは高温高圧なうえ、不完全燃焼の火薬カスやライフリングによって削られたジャケットの金属片など、様々な異物が高速で飛ぶことから、目に当たれば視界を奪われるリスクがあります。

    これは目が危ないというだけでなく、射撃において重要な「ターゲットに対する集中力」を阻害することにもなり、正確な射撃が困難となるリスクがあります。
    したがって、CARシステムを利用して射撃する場合は、コンペンセイターやポーテッドバレルを装備したピストルは使用されないのが一般的です。

    コンシールドキャリーを日常的に行う場合も同様に、近距離のターゲットに対して腰の位置で射撃する状況を考慮し、ポーテッドバレルのピストルの他、リボルバーのシリンダーギャップから噴出されるガスにも注意が必要です。

    ガスポートの向きが上方向だけであれば、銃を斜めか横に寝かせて射撃することも可能ですが、ストレス状況下で正確に実行するには難易度が高く、高度なトレーニングが必要になります。
    しかし、ガスポートの形状によってはV字にガスを噴出するものもあるため、一概に銃を寝かせて射撃できないこともあります。

    以上の理由から、胸や腰の位置からの射撃が想定される場合は、ガスポートが備わったピストルは使用しないことが推奨されます。

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