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アメリカ警察官の銃について

  • このトピックには4件の返信、2人の参加者があり、最後にスコーネにより7年、 8ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #33725
    Mr.smish
    ゲスト

    アメリカの警察官の銃についてです。アメリカの警察官は、勤務時携帯用拳銃、予備拳銃(バックアップガン)、非番時携帯用拳銃のように使い分けていますよね。例えば勤務時にはグロックを携帯し、バックアップとして38口径のリボルバーを携帯し、非番の時には好きな銃を携帯するような感じです。そこで疑問なのが、勤務時にホルスターにさしている銃は自宅に持って帰ってはいけないのかという事、その銃の保管方法はどうしているのかということ、そして非番時携帯用の拳銃は予備の拳銃として携帯しているものなのか、また一番ポピュラーなのはどんな銃なのか、どんな種類なのか、ポピュラーな銃以外にどんな銃が使われているかなどです。ここまで質問が多くなってしまいましたが、ぜひとも教えてください。よろしくお願いいたします。

    #33727
    ポルポル
    キーマスター

    これは警察署によって異なります。

    日本ではどの警察でも全国共通で銃の管理方法が決められていますが、アメリカでは各警察署が独自にルールを定め、どんな銃を携帯して良いのか、銃の管理はどうするのかが決定されています。
    ただ、殆どのアメリカの警察官は銃(デューティーピストル)を自宅に持ち帰って自宅保管しているようです。(好みの銃を自腹購入して携帯している警官も多いので)

    非番時にはコンシールドキャリー用の銃を携帯し、非番時に携帯して良い銃は警察署が決めたルール(口径や装弾数の指定など)によって異なります。

    予備のバックアップガンを携帯するかしないかは、各警察官の判断によります。
    携帯する警官もいれば、携帯しない警官もいます。

    ポピュラーなバックアップガンは統計が無いので詳しいことは分かりませんが、グロックのサブコンパクト(G26 G27 G30 G36 G43)、S&W M&P9シールド、カーアームズCM9 CW9、スプリングフィールドアーモリーXD-S、ベルサBP9CC、スタームルガーLC9、SIG P238 P290などは人気があります。

    #33728
    Mr.smish
    ゲスト

    ご回答していただき、誠にありがとうございました。やっぱり警察署ごとなどで違いがあるのですね。最近はオートマチックピストルが人気なんですね。
    もし自分がアメリカで警察官をしているのなら、絶対にバックアップガンを携帯します。いったいどこで何があるかわかりませんからね。
    最悪な状況に対処できるという意味ではオートマチックピストルは有効だと思いますが、自分だったら動作の確実性に優れるリボルバーを選択します。
    装弾数やリロードなどに関してはオートマチックに劣りますが、連射力や動作の確実性、扱いの容易さなどに関してはオートマチックと同程度、もしくはそれ以上の性能と信頼性がありますから。あなたの場合はどんな銃を選択しますか?是非とも教えてください。

    #33737
    ポルポル
    キーマスター

    私がもしバックアップにリボルバーを選ぶなら、RUGER LCRの.38SPL+Pのようなハンマーレスの.38口径を選ぶと思います。
    ・・・が、それはもし自分が警官のようなリスクのある職業に就いている場合に限り、そうでなければ面倒なのでバックアップガンを毎日携帯したいとは思いませんね。

    #36059
    スコーネ
    ゲスト

    警察によって異なりますが、ニューヨーク市警の例を取りますと。規定された非番用拳銃を持ってない人は勤務用ピストルと同じものを非番でも携帯し、持っている人はそちらを携帯することができる、非番用ピストルは勤務時にバックアップ用として携帯することができる、リボルバーの新規承認はしない、というのがNYPDの規定になります(以下長文)。

    NYPD Patrol Guide
    204-8 FIREARMS GENERAL REGULATIONS (火器一般規定)
    204-9 REQUIRED FIREARMS/EQUIPMENT (火器及び装備基準)
    http://bit.ly/29V3DAy

    上記の項目で火器に関する規定がされていますが、その第1項で「警察官は、別項の規定の場合を除き、ニューヨーク市にあっては常に銃を携帯しなければならない」という携帯義務が明記されています。その上で、どのような火器を警察が承認するかの基準を記しているのが204-9です。

    204-9の第1項と第2項で勤務用及び非番用リボルバーの規定がありますが、次ページの注意書きが示す通り、この規定は事実上は過去のものとなっています。理由は大半の警察官がこの規定に合致しないからです。勤務用又は非番用いずれかのリボルバーを携帯できるのは、NYPDのプロパー警察官にあっては1987年7月1日以前に採用されたもの、旧ニューヨーク交通公団警察(Transit Police Department、現NYPD鉄道警察局)に所属していたものにあっては1995年4月2日までに採用されたもの、とそれぞれ限定されています。プロパーの場合は勤続年数が29年を超える者のみがあたり、旧交通公団警察の者でも21年以上となります。例えば、現在のオニール本部長(1987年交通公団警察巡査拝命)のようなベテランが該当します。

    Administration | Chief of Department
    James P. O’Neill
    ttp://on.nyc.gov/29RzDKw

    殆どの警察官が該当するのは204-9第3項と第4項であり、第3項では勤務用ピストルが、第4項では非番用ピストルが規定されています。勤務用として規定されているのがグロック19、S&W5946、SIG P226の三機種で、これらは非番用ピストルとしても使用できます。非番用として規定されているのはS&W3953TSWと3914DAO、Kahr K-9(但し2006年2月17日以降は新規承認はしない)、グロック26、ベレッタM8000ミニクーガー、SIG P239DAOの6機種。これらは勤務時にバックアップ用として携帯することができます。但し飽くまでバックアップ用ですから、勤務用ピストルを必ず携行しなければなりません。

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