HB-PLAZA 入門者にやさしい銃器の話 › フォーラム › 実銃掲示板(過去ログ) › タイトネックの薬室内径はどう決める?
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2018年3月30日 7:38 PM #61473はるゲスト
お忙しいところ失礼します
私の稚拙な説明で通じるか不安なのですがよろしくお願いしますベンチレスト競技等で薬室を標準より小さくしたタイトネックと言うものがあるそうですが
その際に薬室の内径をどのように決めるのでしょうか?
338ラプアマグナム等の大口径マグナムでも効果があるのでしょうか?2018年3月30日 10:43 PM #61474ポルキーマスター>その際に薬室の内径をどのように決めるのでしょうか?
弾薬の仕様によって異なります。
一般的には、弾頭装填済状態のケースネックとチャンバーネックのクリアランスが0.001インチから0.005インチまでのサイズが殆どですが、ポピュラーなサイズは0.002インチから0.003インチです。
理論的には0.001インチに近いほど良いのですが、実際は仕様の条件次第となります。
大口径や高圧の弾薬では少し広めのクリアランスを取った方が良いとされますが、必ずしも口径差で判断できるものではなく、ケースの製造メーカーやブランド、またはガス圧や弾頭のサイズ等の組み合わせによっても最適なサイズが異なります。ベテランのベンチレストシューターも使用する弾薬に合わせながら異なるタイトネックチャンバーを試して最適な結果を得ており、各仕様を考慮した総合的な判断からサイズが選択されています。
>338ラプアマグナム等の大口径マグナムでも効果があるのでしょうか?
タイトネックチャンバーの目的は、銃身と弾薬の中心軸を合わせることやケースの寿命を延ばすことですので、口径のサイズに関係なく効果があります。
ですが、ケースが汚れると事故の原因となったり精度の低下を招きやすくなりますし、市販の弾薬も使用できないので、ハンティングライフルやミリタリーライフルでは推奨されません。
2018年3月31日 8:54 AM #61479はるゲスト返信ありがとうございます
もう一つお聞きしたいのですが
標準のネック厚はどのように求めればいいのでしょうか
単純に首径から弾丸径を引いて2で割る
338ラプアマグナムを例にした場合
0.372-0.338=0.034
0.034÷2=0.017上記の計算で問題ないのでしょうか?
2018年3月31日 4:00 PM #61480ポルキーマスター>上記の計算で問題ないのでしょうか?
問題ありません。
実際のケースの厚みは個々に異なるので、ケースネックマイクロメーター等で計測する必要があります。
2018年3月31日 4:52 PM #61492はるゲストありがとうございます
ネック厚の誤差が一番少ないのがlapuaで0.0003程度だそうです
きりよく(?)0.001ネックを削った場合
0.017-0.001=0.016
(0.016×2)+0.338=0.37
仮に0.002クリアランスを取り0.372の薬室内径となるということで問題ないでしょうか?2018年3月31日 8:36 PM #61513ポルキーマスター問題ありません。
2018年4月1日 4:20 AM #61526はるゲストお忙しい中ありがとうございました
またよろしくお願いします
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