PR

返信先: Five-seveNから発射されるSS190弾の能力について

#35749
ポルポル
キーマスター

以前、ファイアーアームブログがレベルIIIAのヘルメットとボディーアーマーに対して実射テストしていました。
結果は以下の通りです。

FN 5-7(SS197)では、ヘルメットとボディーアーマー、どちらも貫通しない。
FN 5-7(SS190)では、ヘルメットは貫通しなかったが、ボディーアーマーは貫通した。
16インチバレル(SS197)では、ヘルメットは貫通しなかったが、ボディーアーマーは貫通した。
16インチバレル(SS190)では、ヘルメットとボディーアーマー、どちらも貫通した。

SS197はスポーツ用弾薬で弾頭の先端がポリマーチップなので、着弾と同時に展開して貫通力を失いやすくなります。
一方、SS190はスチールペネトレーターとアルミコアという組み合わせのアーマーピアシング弾なので、高い貫通力があります。

FN P90とFN 5-7の弾速差はおよそ200~300フィート/秒となり、FN P90の方が10~15%ほど速い弾速です。
パワーの差は特別大きいとはいえませんが、FN P90はストック付きなので命中率が高く、貫通力もP90が有利ですね。

SS190が風に弱いのはその通りです。
5.56mmNATOと比較すると、弾頭重量は約半分で弾速は60~70%といったあたりです。
ただ、この弾薬は長距離射撃を想定していないPDW用なので、風によるドリフトの影響が重要といえるか疑問です。

http://www.thefirearmblog.com/blog/2013/10/16/5-7x28mm-body-armor/

この記事をシェアする