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2016年3月15日 9:04 PM
#32919
ポル
キーマスター
スローで見ると面白いですね。
仰る通りショートリコイルだからこその動きであって、デザートイーグルのように固定バレルならこうはなりませんね。
オートマグはボルトが解放されるとバレルアッセンブリーが完全にフリーとなるので、スプリングのテンションが掛からず、前後に自由に動けるようになります。
発射後、ボルトが最後まで後退するとボルトの質量に引っ張られてフレームの後退量が大きくなる一方、バレルアセンブリーはマズルジャンプによる回転運動で若干遠心力が働くことがバレルアッセンブリーが前進する(しているように見える)理由だと思います。
オートマグのボルトはフレームの後部に備わったボルト・ローテイション・ピンによって回転しますが、このピンはフレームに固定されているので、ショートリコイルによってボルトの位置が後退しないとボルトが解放されません。
一般的なピストルのショートリコイルは、スライド後退中はロックがスライドに掛からないので、バレルが前進するのはスライド前進時になりますが、オートマグの閉鎖と解放はボルトの位置によって決定されるので、ボルト後退中にバレルアッセンブリーがどの位置にあろうと関係ないという、オートマグならではの特徴が興味深いです。