トカレフTT-33は携帯には危険な銃ですか?

FAQ QトカレフTT-33のハーフコック機能と大きさについて質問があります。

トカレフは安全装置の無い銃で有名で、唯一ハーフコック機能が安全装置代りに言われる事がありますが
、今月のガンマガジンで「射手が積極的に用いる類では無い」と書かれており、パソコンのサイトでも、
「非常に危険」や「暴発が相次いでいる」と書かれていました。

弾薬をチャンバーに装填しハーフコックにして携帯するのは危険なのでしょうか? ハーフコックは実用性が低いのでしょうか? また、チャンバーに装填しハーフコックにして持ち歩き、いざ射撃する際、即応性はどうなのでしょうか?

また、ガンマガジンの記事内で「ポケットにすっぽりとは収まらないがコルト1911よりは目立たない~」という記述がありましたが、日本人の平均的な体格の男性でトカレフをコンシールド・キャリーする事は可能でしょうか?

 

FAQ Aまず最初に、それぞれ短く回答してみます。

  • ハーフコックで携帯するのは危険ですか? いいえ (TT-33はチャンバーが空の方が望ましい)
  • トカレフをハーフコックで携帯するのは危険ですか? はい(相対的な意味で)
  • ハーフコックは実用性が低いのですか? いいえ
  • ハーフコックの即応性は低いのですか? 銃によりますが、TT-33の場合は低いといえます。
  • 日本人の体格でトカレフはコンシールド・キャリー可能ですか? はい

 



ハーフコック機能とは「予備の安全装置」であり、この機能そのものを「メインの安全装置」として利用するのはお勧めしません。ハーフコックはハンマーがファイアリング・ピンに触れるのを防ぐと同時に、ハンマーがなんらかの原因でフルコックでロックされなかったとき、ハンマーが落ちてもファイアリング・ピンを叩かせない役割があります。

 

スライドがロックされる問題

TT-33のハーフコックは他の一般的なピストルと異なり、ハーフコックにするとスライドがロックされるため、ハーフコック状態でスライドを引いてハンマーを起こすことができません。これを理解しないでチャンバーに弾を装填しない状態で携帯すると、イザというときに対応が遅れる原因となるでしょう。一方、チャンバーに装填しハーフコックで携帯する場合、使用時は手動でハンマーを起こす必要がありますが、TT-33のハンマー形状はストレス状況下でコックしやすいとはいえないでしょう。

 

暴発の可能性あり

TT-33のコピーであるルーマニアのTTCやユーゴのM54など、コピー商品にはトリガー・セイフティ等が追加されていることが多く、より安全性が高まっていますが、いずれもファイアリング・ピン・ブロックが存在しないためチャンバーに装填した状態で携帯するのは「やや危険」といえます。

アメリカにはトカレフTT-33をコンシールド・キャリーする人も居ます。日本人の体格でも携帯しやすいサイズであるため扱いやすいといえますが、携帯時の常識として弾はチャンバーに装填するものなので、前述した通りファイアリング・ピン・ブロックのない銃はリスクがあり、外部から強い衝撃を受けるとファイアリング・ピンが前進し暴発する可能性があります。

 

あえてTT-33を携帯する理由は・・・??

シングルアクションであるTT-33はコック・アンド・ロック(ハンマーを起こしてセイフティをかける)ができず、発射には手動でハンマーを起こさなければなりません。コンシールド・キャリーに求められる銃には最低でもダブルアクション機能かコック・アンド・ロック機能、またはトリガーを引かない限り物理的に撃発を阻止する機能(ファイアリング・ピン・ブロックなど)を有するのが理想ですが、TT-33にはそれらの機能がなく、他のピストルと比較して不利といわざるをえません。

また、使用する弾薬(7.62x25mm)は9mmや.45ACPと比べて高速で貫通力が高いため二次被害が出るリスクが高まります。TT-33をコンシールド・キャリーに選択するのは、これらの特性を理解したうえで利用することが求められます。

 

 




 
 
 
 
 
こんな記事も読まれています





にほんブログ村 その他趣味ブログ ミリタリーへ にほんブログ村 その他趣味ブログ サバゲーへ にほんブログ村 その他趣味ブログ トイガンへ





にほんブログ村 その他趣味ブログ ミリタリーへ にほんブログ村 その他趣味ブログ サバゲーへ にほんブログ村 その他趣味ブログ トイガンへ

過去記事(ランダム表示)