ショートリコイルとは何ですか?

faq_qショートリコイルとは何なのでしょうか?

faq_aショートリコイルとは、オートマチックの銃で使われる作動方式の一つです。弾を発射した際に生じる反動を利用した、リコイル・オペレーション(反動利用式)で使用され、火薬のエネルギーを効率的かつ安全に利用するために必要な機構の一つといえます。

火薬(推進薬)の燃焼により弾頭がバレル内で加速されますが、このときバレル内は高圧になります。高圧状態のままスライドやボルトが後退しケース(空薬莢)を排出させようとすると危険であり、ガス圧がエジェクション・ポートなどから吹き出すおそれがあります。そのため、バレル内のガス圧が低下するのを待ってスライドやボルトを開放する必要があります。

ショートリコイルと呼ばれる作動方式は、反動によるスライドの後退と合わせ、バレルが短い距離を後退することでスライドやボルトの開放を遅らせる役目があり、バレルとスライド/ボルトがロックされ同時に後退する間にバレル内ガス圧は安全なレベルに低下します。

バレルが下がりきったところでロックが解除され、スライドがバレルから離れて後退を続けます。

 

 

ショートリコイルに対して、ロングリコイルがあります。

こちらはショートリコイルと同じ役目を果たしますが、バレルの後退距離が長い構造になっています。ショートリコイル、ロングリコイル共に、米国の銃器デザイナー、ジョン・M・ブローニングによって発明されました。

ショートリコイル方式はコルト M1911(ピストル)や、ベレッタ92FS(ピストル)、ブローニングM2(ヘビーマシンガン)などで使用され、一方、ロングリコイル方式はブローニングA5(ショットガン)、フランキ 48AL(ショットガン)、IWS 2000(ライフル)などで採用されています。

 


 
 
 
 
 
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