サプレッサーの構造とは?

faq_q初めまして。早速ですが質問を聞いて下さい。先日父とその友人などで討論になりました。映画を見ていた時ですが、ふとサイレンサーの話になりました。ビルの屋上からサイレンサー付ライフルの狙撃シーンです。「構造はどないなってんにゃろ?」と始まりました。

僕は「車の消音器みたいにインナーパイプに穴が空いておりアウターパイプとの間に吸音材があるんとちゃうか?」といったら、「ちゃうで!」てことになりました。

父たちは、「サイレンサーは一重構造で中には縦に区切るカラーが何個も入っていて弾が通るだけの穴があいてるんやで!!」とゆうてました。(意味通じたかな・・・・)

実際のところの構造はどのようになっているのでしょうか?

 

faq_a結論から申しますと、一般的には後者が正解です。

しかし、珍しいタイプにはインナーパイプに穴を空けて吸収材を使用したものも存在するため、ある意味両者共に正解です。

更に突詰めると、Blast Absorption(発射ガス吸収型) Blast Dissipation(発射ガス消失型) Blast Containment and Controlled Release(発射ガス抑制開放型)といったタイプに分類されます。

 

内部構造

サイレンサー(サプレッサー)の内部構造はいくつもの部屋に別れており、音を逃がすのを防いでいます。車やバイクのマフラー内部は吸収材を含むタイプや、含まないタイプがありますが、確かに、これらの様に銃のサイレンサーにも吸収材の使用で減音効果があります。しかし、銃の場合は火薬の燃焼による汚れや、ライフリングによって削られた弾頭の削りカスが残るため、簡単に分解でき、クリーニングが容易である必要があります。また、部屋を区切る方が吸収材だけを使用するよりも効率良く減音できるのです。

 

サイレンサーの種類

銃に使用されるサイレンサーには2つのタイプがあり、シングル・ステージとセカンド・ステージに分類されています。セカンド・ステージは通常の消音効果の高い一般的な構造ですが、シングル・ステージのサイレンサーは内部区画を取り払い、ただの筒状のものをいいます。これは、セカンド・ステージと違って消音効果が低いのですが、命中精度を高めることが可能です。

 

命中精度

サイレンサー内部に設けられた部屋、区画は、数が増えるにつれて消音効果が高まりますが、反面、その多くは命中精度を犠牲にするというのが常識です。しかしながら、例外的にサプレッサーを使用することで命中率がサイレンサーを使用しないときより高まる場合があります。これは、本来弾頭に及ぼす発射ガスがサイレンサーに吸収されることで命中率の向上が見られ、サイレンサーの種類によって性能が全て異なります。このことから、消音か命中精度かを内部構造から判断して使用しなくてはなりません。現在でも更に高い消音効果を維持しながら命中精度を高める研究開発が続けられています。

 

question_suppressor01一般的なサイレンサー(サプレッサー)断面図(イメージ)

 


 
 
 
 
 
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